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2011年 4月 の記事

東北太平洋沖地震による津波が起こした福島第一原子力発電所災害の影響が世界中を駆け巡っています。

地球温暖化問題を背景に、これまで先進各国は、発電時にCO2を排出しない原子力発電を推進する方向にありました。こうした世界の流れを日本の原発事故が一変させてしまったわけです。

いまや世界のそこここで原発の反対運動が広がり、各国は稼働中の原発の安全対策を見直したり、稼働延長の予定を凍結したりと、核エネルギー利用に対して急速にブレーキがかかっています。

一方で勢いを増しているのが、再生可能エネルギーへの追い風です。「原子力発電は危ない、かといって石炭や石油を燃やせば温暖化が進む。安全・安心で地球にやさしい再生可能エネルギーを使おう」という市民の声が高まるとともに、それを受けて世界の再生可能エネルギー産業は、事業拡大の機会を虎視眈々と狙っているように見えます。

なかでも太陽光発電は、ここ数年の成長もあいまって、代替エネルギーの最有力候補となっています。日本の菅首相も「エネルギー政策を抜本的に見直し、太陽光発電などの導入促進を図るべきだ」と発言したとか。

クリーンな太陽光発電が、危険な原子力発電に取って代われるなら、こんなすばらしいことはないでしょう。はたして太陽光発電は、原子力発電の代わりになるのでしょうか? 仮になるとして、どれくらいのソーラー・パネルを設置すればよいのでしょうか。ほかではあまり見かけないので、ここでざっくりと試算してみました。 (さらに…)