太陽生活MORE

東北太平洋沖地震による津波が起こした福島第一原子力発電所災害の影響が世界中を駆け巡っています。

地球温暖化問題を背景に、これまで先進各国は、発電時にCO2を排出しない原子力発電を推進する方向にありました。こうした世界の流れを日本の原発事故が一変させてしまったわけです。

いまや世界のそこここで原発の反対運動が広がり、各国は稼働中の原発の安全対策を見直したり、稼働延長の予定を凍結したりと、核エネルギー利用に対して急速にブレーキがかかっています。

一方で勢いを増しているのが、再生可能エネルギーへの追い風です。「原子力発電は危ない、かといって石炭や石油を燃やせば温暖化が進む。安全・安心で地球にやさしい再生可能エネルギーを使おう」という市民の声が高まるとともに、それを受けて世界の再生可能エネルギー産業は、事業拡大の機会を虎視眈々と狙っているように見えます。

なかでも太陽光発電は、ここ数年の成長もあいまって、代替エネルギーの最有力候補となっています。日本の菅首相も「エネルギー政策を抜本的に見直し、太陽光発電などの導入促進を図るべきだ」と発言したとか。

クリーンな太陽光発電が、危険な原子力発電に取って代われるなら、こんなすばらしいことはないでしょう。はたして太陽光発電は、原子力発電の代わりになるのでしょうか? 仮になるとして、どれくらいのソーラー・パネルを設置すればよいのでしょうか。ほかではあまり見かけないので、ここでざっくりと試算してみました。

福島第一原子力発電所の年間発電量は33テラワット時

原発のほうは、今回問題となっている福島第一原子力発電所を例にとります。こちらは古い原子炉なども多く、ほか(福島第二、柏崎刈羽)に比べると、出力の小さな発電機が多いようです。東京電力の資料によれば、福島第一原発には1号機から6号機までの6機があり、6機全体(稼働率80%)で2009年度の年間発電量は32,949,000,000キロワット時だそうです(残念ながら、記事執筆時に東京電力がインターネットで公開していた資料は、その後非公開になりました)。これは約33テラワット時(32,949,000,000キロワット時=32,949,000メガワット時=32,949ギガワット時=32.949テラワット時)です。

発電機6機の合計出力は4.7ギガワット(4,696メガワット)ですが、これを24時間×365日で掛け算して、稼働率の80%をかけると上の発電量になります。

33テラワット時、すごい量なんだと思いますが、なんだか実感がわきませんね。

対する日本全国の住宅における太陽光発電の発電量は年間3.5テラワット時

それでは次に、太陽光発電の発電量について考えてみましょう。最近はメガソーラー発電所とか、産業用の太陽光発電も増えつつありますが、これまでの政策もあって、日本では圧倒的に住宅向けが多いのと(2005年時点で住宅用と産業用の比率は8対2程度)、私たちが個人でできる太陽光発電の影響力を知りたいので、ここでは個人住宅用の太陽光発電だけを考えます。

現在日本で、太陽光発電システムを設置している家は、おおよそ75万件程度に上るものと思われます。計算を簡単にするために、ここでは仮に80万件としておきます。各戸のソーラー・パネルの出力は、仮に4キロワットとしましょう(2010年度の国の補助金申請があった1件あたりの平均搭載出力がこれくらいでした)。すると、日本に設置されたソーラー・パネルの総出力は、4キロワット×80万件=320万キロワット=3,200メガワット=3.2ギガワットということになります。

さて、この3.2ギガワットのパネルで、1年間にどれくらい発電できるんでしょうか。太陽生活ドットコムで取材した記事(太陽光発電、7年続けてみてどうですか?)によれば、約3キロワットのパネルで年間の総発電量が2,700キロワット時となっています。1日平均の発電時間は、約2.5時間(2,700キロワット時÷3キロワット÷365日)となりました(この時間だけ、パネルがフルに発電する、と考える)。場所やその年の天候にもよるわけですが、ここではこの数値をもとにし、1日の平均発電時間は3時間、これで1年間毎日発電するものとしましょう。

すると、日本全国にあるソーラー・パネルの年間総発電量は単純計算では、3.2ギガワット×3時間×365日=3,504ギガワット時=3.5テラワット時と導けます。ただしこの計算では、設置件数にしろ、パネルの平均出力にしろ、だいぶオマケをしていますし、出力4キロワットのパネルといっても、実際には4キロワットをフルに発電できるわけではないのですから、かなり甘々な結果であることを念頭に置いてください。あくまで参考値ということで。

福島第一原発の発電量は、日本全国の住宅によるソーラー発電量の10倍。しかも便利な24時間稼働

ということで、福島第一原子力発電所の年間発電量は、日本全国の住宅の屋根にあるソーラー・パネルによる発電量の約10倍という結果になりました。つまり、国内にある住宅向けソーラー・パネルの数を今の10倍にすれば、福島第一原発に匹敵する年間発電が可能になるのです。現在が80万件ですから、全国で800万件の家がソーラー・パネルを設置すればこれが可能、と試算できます。

では次に、あと720万件に設置するために、どれくらいのお金が必要なのかも考えてみましょう。ここでも計算を簡単にするために、1件の設置費用を200万円と仮定します。すると720万件×200万円=14.4兆円ですね。

新聞報道によれば、今回の東北関東大震災の復興費用は14.6兆円だとか。復興費用に匹敵するお金が必要になるのですね。太陽光発電システムの設置費用は基本的に個人が負担しますから、復興費用と比較してもあまり意味がないかもしれませんが、とてつもない金額であることは理解していただけると思います。

なお今回の計算では、「日本で720万件もソーラー・パネルの設置に適した家があるのか」という点は考えていません。それから年間の総発電量だけを比較していますが、当然ながら太陽光発電は昼にしかできないので、夜に使う分の電気や、電力消費のピークに対応するための不足分の電気はどこかに蓄電しておく必要があります。つまり、既存の発電所の代わりにソーラー・パネルで作った電気を使うなら、さらに大容量のバッテリなどへの莫大な追加投資が必要ということです。正確な試算はできませんが、ソーラー・パネルの設置費用の2倍くらいはかかるのではないでしょうか。だとすればバッテリに約30兆円、ソーラー・パネルが約15兆円で合わせて45兆円。なんだかもう、まったく実感のわかない金額ですが、日本の累積財政赤字は1000兆円ともいわれていますから、それに比べればたいした金額じゃないでしょうか…。

太陽光発電は個人の省エネの延長

念のため申し上げておきますが、この記事は「太陽光発電が無意味だ」といいたいのではありません。個人の省エネ、節電をさらに高める存在としての太陽光発電は、非常に意義があると思っています。自分が暮らすのに必要な電気の一部を自分の家で作って使い、余りが出たら周囲に提供して足しにしてもらう。そういうソーラー・パネルがある家が日本全国で増えて、不確実な輸入に頼らずとも使える国産エネルギー源が少しでも増えるなら、こんなに喜ばしいことはありません。

ただ大勢の人たちに、大量の電気を、安く安定的に供給するという電力事業者の視点で見ると、少なくとも現状の太陽光発電には、コストなどいくつかの点で決定的な問題があるといわざるをえません(今回の比較は、あくまで「福島第一原発」だけの比較であって、日本全国の原発と比較したものではないこともお忘れなく)。

このあたりについては、「2つの太陽光発電」のほうで書いているので、そちらを参照してみてください。

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37 件のコメントが寄せられています。:

  1. 樹神 宣弘 より:

    「飯田市の取り組み」をご覧あれ。 3.5kwの太陽光発電パネル設置費用0円、月額19800円を約9年間支払うと、あとは自分の収入、とありました。電力ピーク時の発電量が1000万kw必要なら、関東以北の300万戸に設置すれば、区域内の節電努力、タイから借用の発電所と東電の火力発電の再開で、大規模停電の危機は回避できるのではないでしょうか。300万戸で6兆円余りは、年利2~3%の国保証ファンドで集められるのではないかと思います。不足なら利率アップです。300万戸から月額590億円余りが毎月回収できるわけです。計画停電などという愚行は、日本の首都機能の停滞を招くだけ、今すぐにやめてほしいですね。このノウハウは飯田市の指導を仰ぐことです。もう一つ、東工大の玉浦教授のビームダウン方式の太陽熱発電を国に何度働きかけても知らんぷり。おかげで10億円足らずでアブダビに買いたかれるというかわいそうなことが起きているのです。東京湾の埋め立て地を使って、発電効率の高い玉浦方式の24時間発電所もけんせつしたいですね。これも国が玉浦教授に土下座して詫びてからの話になりますが。

  2. 髙橋 勝 より:

    原発と太陽光の能力比較に、年間の発電量を使っていますが、この比較方法は適切ではないと思います。原発は必要もない夜間にも発電しており、これを含めての年間発電量でしょう。
    大事なのは年間でのピーク時の発電(真夏の日中ですが)にどう対応できるかです。
    それにはそれぞれの定格出力で比較するのが妥当だと思います。福島原発10基(第1、第2の合計)で約900万KWですが、太陽光発電1戸当り4KWとすると、225万戸でイーブンです。
    225万戸が設置する時代に、太陽光発電装置の設置価格が今のまま続くわけがありません。
    少なくとも4KW当り50万円程度には下がっているでしょう。現にアメリカではW当り1ドルで出荷が始まったというニュースがります。4KW50万円というのは決して夢ではありません。もっともその時は、結晶シリコン製ではなく、薄膜タイプやフィルムが主流となっているでしょうが。
    太陽光が万能だというのではなく、昼間は太陽光、夜間は風力、バイオマス、地熱、蓄電など様々な方法で、それぞれの弱点を補完するのが現実的でかつ賢明な電力政策ではないでしょうか。
    原発がいかに有利なコストでも、今回のような事故をどれだけコストに加えているのでしょうか、大変疑問です。
    また仮に、有利だとしても巨大で荒々しいモンスターを飼い続けるのは御免こうむりたいものです。

  3. 永田えり子 より:

     震災を機に太陽光発電を使いたいと考えていますが、マンション在住のため立ち止まってしまっています。
     試算、興味深く拝見しました。ですが疑問があるのは、なぜ個別住宅のみをお考えなのかということです。
     首都圏にはたくさんのマンションがあります。そしてマンションには屋上や共有部分など、パネルを設置できる場所もたくさんあります。もしもマンション管理組合がPPsとなって住人に電力を供給できるなら、大規模な節電が可能となり、太陽光発電も原発に張り合えるほどのになるのではないでしょうか。
     電力の消費地帯は人口密度が高く、マンション地帯でもあります。マンションへの普及をしやすくする方法を早急に考える必要があると思います。

  4. 藤岡 堯 より:

    まず、福島原発の事故は技術上の問題ではなく、東電の企業体制の問題。次に、太陽発電・風力発電は聞こえは良いが設置・保全・修理・設備の寿命と更新など考えると大変難しい。しかも、お天道様の他力本願。ジョークで太陽光発電の懐中電灯というのがあって、これは大きな蓄電器がないと太陽が照っているときしか使えないというのがある。日本のやるべきこと、東京都を完全に分散すること。。これにより車の渋滞(によるエネルギーの消費)の解消、電車の混雑を緩和する(電気エネルギーの削減、人のストレス(=お父さんもお母さんも疲れている、エネルギー浪費)の解消)これにより、少子化問題も解消される。地域の農産物の需要が増えればその地域における特に農村の老齢化が緩和される(若い人たちもその地域での農業に取り組みやすい)。各地で農作物が増えれば、それだけで自然太陽光利用が促進される。太陽電池よりも野菜のほうが太陽エネルギーを効果的に使える。ただ問題はそのようなビジョン・実行力を持った政治家がいないこと。。

  5. 中谷康雄 より:

    半導体業界から太陽電池業界に移り1年半くらいになります。
     太陽電池は、調べれば調べるほどこれで良いの?という疑問が出てきますし、誤解されている所もたくさんあります。価格に関して高橋勝様のコメントにありましたがアメリカでのWあたり1ドルというのは、パネルの単価であって発電システムではありません。架台、フレーム、インバータ、配線工事、取り付け工事(日本の場合、クレーン車を持って来て複数の作業員が屋根に上って、とするだけですぐに何十万円にもなります)。また、アメリカの安いパネルはカドミウムを使う物で日本では到底受け入れられません。
     半導体では、生産量の増加に伴う技術の向上で価格は大きく下がりましたが太陽電池ではほとんど当てはまりません(半導体は微細化により小さく作り込む事で生産性を上げて価格を下げる事ができましたが、太陽電池では光を受けるために面積を持たせなければならないので微細化という概念が起きません)。変換効率もここ数年の進歩はほとんどありません。私どもでは如何に安くするかに苦心しており、ようやくパネル単価1Wあたりで1$を切る工場原価のメドが立ったところです。

     マンションの屋上を使うのは場所としては非常に良いところで、断熱効果も期待できます。ところが、ここは共有部分なので居住者全員の合意がとれないと設置が出来ません。発電した電気をどうするかというとこれがまた厄介な問題です。共有設備に使うしかなく、それにはエレベータや水道ポンプくらいしかありませんので電気は余ります。マンションでは昼間は住人が不在のケースが多く電気は余ります。余るならば売電すれば、と思っても共有設備での買電契約以上の電気は電力会社が買い取りません。となると電気は行き場がないので太陽光発電設備自体は「電圧抑制モード」に入って発電を止めてしまいます。非常にもったいない話です。

     いくつかの工事業者さんからは「電力会社が最大の抵抗勢力ですよ。」と半ばあきらめたような口調で話されました。今回の電力不足をきっかけにでそういった電力会社自身が改革をしないとこの国は良くなりません。

  6. 高橋 健 より:

    太陽光発電の最大の欠点は、夜間発電できないことだ。今のところは大した量ではないから良いが、太陽光発電量が増えるにつれ、6時以降の電力供給に太陽光発電の分だけぽっかり穴があくことになる。どうやって穴を埋めるか。今は水力発電でも間に合うだろうが、発電量が増大すれば、夕方の発電の為だけに、天然ガス火力発電所を建設しなくてはならなくなる。これでは二重にコストがかかる事になる。

    私が最も期待しているのは、今開発中の次世代原子力発電、つまり核融合発電所だ。
    この原発の融合炉では反応中に放射線は出るので、それを長年浴びた金属などが放射能を持つようになり、それらの低レベル放射性廃棄物は出るにせよ、今の核分裂型原発のように、プルトニウム、サマリウム、ストロンチウム、セシウムなどの危険な放射性物質は全く出ない。
    たとえテロリストが飛行機を墜落させようと、隕石が直撃しようと、今の原発に比べてはるかに安全だ。
    核融合原発のコストの話はまだ早いが、この融合炉に使う燃料は海水から取れるので、周りを海に囲まれている日本などは、核燃料の輸出国に成るかもしれない。
    さらに海に含まれる燃料となる重水素などは、人類が数千年に亘って使い続けるほどの量があるという。
    将来、下関海峡などの海流の早いところで、吸着剤をつけた「網」で重水素を集めている光景が目に浮かぶようだ。
    この次世代核融合発電の開発には、まだ50年以上かかるかも知れないが、一日でも早く完成できるように研究を加速させるべきだ。

    それに比べると、今の核分裂型原発は確かに危険だ。一旦事故が起これば甚大な環境汚染が生じる。核燃料の最終処分の方法も不安だ。将来、中国が沿海部に原発をズラッと建設すれば、九州の地価も下がるかも知れない。中国の原発管理は日本よりもズサンという説もある。中国で事故が起きれば、偏西風に乗ってほとんどの日本に降りかかる。
    福島第一原発の建物の下に溜まっている、溶解した原子炉燃料に直接触れた汚染水には、かなりの濃度の、極めて毒性の高いプルトニウムやサマリウムなども含まれている可能性がある。保安院などは、それを公表したくないが為に、意図的に汚染水の成分を検査していないふしもある。

    しかし、今の原発は、いつまでも使われ続けるわけではないと思う。
    次世代原発が出来るまでのツナギとして、安全性を十分に高めた上で使用すれば良いと思う。

  7. はげ より:

    原発6基あるから発電量は・・というのはよく見かけますが全基同時稼働という事はありません(ローテーションで定期検査に入り停止する為)

  8. unkmn より:

    そもそも比較方法が公正じゃない気がしますが?
    一個の原発と全ての太陽光発電の発電量比べたらそりゃ後者が上回るでしょ

  9. PV大好き より:

    そもそも電気は必要な時間帯の比較をすべきで、時間で調整が出来ない原発の年間24時間計算との比較は無意味ではありませんか?
    必要な電力計算は最大電力需要の時間帯で計算すべきです。

    太陽光の発電量は天候に左右され、不安定と言いますが、面白い事に我が家の夏の太陽光発電と消費の関係は、発電量が少ないときは消費電力も少ないですよ。つまり発電量がかなり下がる様な天候が悪いときは、気温も高くはなく、その分消費電力も少ないのです。つまり最も消費電量の大きいエアコンは自動運転にしておけばそれなりに賢く稼動しないので、消費電力も下がります。
    ちなみに我が家には室内ワンコとニャンコが居ますので、最低2台のエアコンはほぼ朝から晩までつけっぱなしですので良く分かります。

    この様に机上の空論ばかりではなく、実際の生データを使って欲しいものです。

    普及すればコストが下がるのは当たり前の経済理論です。720万件同じ200万円での計算は相当無理がありますよ。

    24時間稼動が何故便利なんかも分かりません。需要が無い時間帯もしかも年間を通じ無駄に発電せざるを得ない原発こそ非効率と思いませんか。だから揚水発電なるものを作らざるを得なかったのですよね。

    無論太陽光発電で全ては置き換えは不可能ですが、今までの偏ったエネルギー政策での結果であり、政策次第では今後は多種のエネルギーミックスが可能になるのも自明です。
    単純な原発対太陽光発電比較はもうやめて、もっと生産的な発想になりませんか。

  10. HAL より:

    大きな誤解があるようです
    現在、必要なのは、電力量=kw時ではなく、電力=kwです

    原発は、春の温かい日でも、深夜や早朝でも、雨の日でも
    誰も電気を使っていないときでも、全力運転
    一方、太陽光は、電気の需要とほぼ比例して発電量が上がります

    必要電力がピークでない時間や季節や日にちと
    ピークのときの6月~10月の10時~4時の晴れた日の割合を計算すると約10対1
    福島第一原発で計算すると、33Tw時のうち30Tw時が無駄で
    実際に活躍している電力量は3Tw時しかないのです
    一方太陽光はこのピーク時の発電量は、ほぼ100%です

    現在の太陽光発電だけで、もうすでに福島第一原発と同等の貢献をしています

  11. ty21ky より:

    ここの試算はデータが2005〜2010年のデータが公表されているのに都合のよいデータだけで計算されています。
    福島第一の6年間の平均稼働率は71.5%程度で、全国平均だと60%台です。
    これも事故隠しなどして運転している可能性もあります。
    他の方が指摘しているように、夜間の無駄な発電を正当化するためにオール電化など給湯器などの深夜料金を不当に下げているなどの点も考慮されていません。
    実際のコストを反映させるべきです。
    はっきり言って原発を正当化するためだけの試算でしか有りません。
    こまったもんです。

  12. 長島 彬 より:

    1、常に受電端での比較を
    太陽光発電の電力は使用する場所の価格であり発電量です。原発の発電量は発電端ですから常に原発自己消分と送変電ロスの約8%を減じて考えるべきと思います。(東電の2010年原発分は統計上は809億kWhですが受電端では740億kWhに減じます) 発電単価の比較も注意が必要です。
    2、太陽光発電は不安定で主力電源に不向きということが言われますが広く分布させて普及させることで急激な変化は避けられます。(一極集中させる太陽光発電の普及方法は太陽光発電の欠点を顕在化し評価を下げ原子力推進の好餌にされます)
    3、太陽光発電を電力供給のの補助から主力にさせるために農作物と電力両方を農地で得る方法があります。
      「ソーラーシェアリング」をご検索ください。

  13. 掛園 浩 より:

    3.2ギガワット×3時間×365日=3,504ギガワット時=3.5テラワット時と導けます。とありますが、3時間という数字は? 日照時間の8時間の誤りではないでしょうか?

  14. 中島 栄 より:

    「ワット時」を全部で使って居るが、可笑しいぞ、
    これは1時間当たりのワット数を表す単位で,
    年なら「ワット年」にするベキだろう!!

    歌で光年を時間と勘違いしてたのも居たなw

  15. 技術者 より:

    ↑学術的に正確に指摘するなら
    ”kWh/年”とコメントすべきではないでしょうか?
    kW年は、どの単位系にはないと思いますが。

    私が知らないだけでしょうか。できれば教えてください。

  16. 佐藤 松吉 より:

    福島第一原発は6基です。合計発電能力は4,696,000kwhです。しかし本レポートでは、一日当たりの総発電量は、90,271,000kwhとなります。単位が違い過ぎます。もう一度調査してみたらどうでしょうか?

  17. 通りすがり より:

    今さらのコメント失礼します。

    なんかこの記事を批判しているコメントがいくつかありますが、みなさん基本的なことが全くわかってないようなのでつい書き込んでしまいました。
    ピーク時の必要電力で計算すべきでは?というのは最もな意見なのですが・・・。

    1.記事中の「太陽光発電、7年続けてみてどうですか?」のHPを見てみるとわかる通り太陽光パネルの発電量のピーク時期は5~7月です。
     理由は簡単日射時間が一番長いからです。(みなさん夏至は6月ですよ!)
     当然夏至に近い日の方がパネルに日光が当たる角度も90度に近くなるのでその頃の1時間当たりの発電量が最も多い。(つまり一番暑い8月の消費電力のピーク時の発電量は多少少ない。)
     よって、消費電力のピークである8月の午後の電力を太陽光パネルでまかなうという計算をするなら、太陽光パネルの出力を多少低く見積もる必要があります。

    2.1よりも重大な問題として、そもそも太陽光パネルを原発の代わりにという前提で計算しているはずなのに、なぜ太陽光パネルの出力が多い夏のピークの方で計算するのか?そんなんで出力が低い冬に足りるのか?
     そう考えると一番不得意な冬のピーク時に太陽光パネルがいくつ必要か?で計算すべきではないのかということです。
     冬の消費電力のピークはそんなに多くないと思っているなら検索してみてください。
     夏のピークより少ないというだけの話で、結構な電力需要があります。
     しかし、太陽光パネルの冬の発電量は夏と比べすんごい少ないので、原発を太陽光でというならもっとたくさん設置する必要があります。

    3.ところが2の計算は全く無意味なんです。というかこの話(原発を太陽光パネルだけでまかなうという話)自体がそもそも無理なんです。
     なぜなら、冬のピーク消費電力は夕方以降の夜間だから(笑)
     太陽光パネルがいくら頑張っても、いくら設置しても、冬のピーク時の電力はまかなえません。つまりどうしても太陽光パネルの発電だけでというなら、バッテリーが絶対必要条件です。
     つまりパネルだけのコスト計算は全くの無意味です。
     2の件数にバッテリーの分を上乗せする必要があります。
     しかも今売られている家庭用バッテリーはあくまで家庭用なので、原発のかわりとして家庭の外部に出力する場合、出力が足りません。
     ヤマダ電機が売っている高いほうEP-2500(189万円)でさえMAX1kwhの出力なので、例えばコメント1で計算されている戸数の300万戸に設置したとすると出力は300万kwhにしかならず、記事中の福島第一原発の80%稼働率時の出力にすら足りていません。
     しかもこのバッテリーは容量が2500WhしかないのでMAXで出力し続けるといくら新品に近い状態でも2.5時間で空になります。(実際にはロスが発生するので新品でももうちょい短いはず)
     ということはバッテリーの容量や出力を考えると、もっとバッテリーにコストがかかります。記事中にある1戸当たりパネルの倍くらいというのは案外いけてる数字かもしれません。

  18. 池田一三 より:

    御説ごもっともだと思います。太陽光発電技術、蓄電技術の革新と5倍、10倍のコストダウンが鍵であり、NEDOの掲げる7円/kWhの目標が、十分な成算のある見通しであることを期待します。

  19. 谷内豊 より:

    太陽光だけで電力を確保するのは難しいと思います。民家での設置を主とした場合での試算のようですが、公立の学校や施設への設置が抜けています。是非、公立の施設に設置した場合の効果を試算してください。

  20. fumi より:

    そもそも24時間運用である原発に対し、昼間しか発電しない太陽光に「ダイレクトに」代替させること自体無理があると思います。

    ベース電力としての原発はベース電力が得意な発電源(水力・高効率火力・地熱など)に代替させるべきで、その上で、太陽光など不安定電力でピーク部分を部分的に補うことを試みることになるのではないでしょうか。

    ピーク電力についても、全国的に曇る時期もあります。
    夏季ピークはともかく、結局梅雨時や冬場のピークを補う程度の他の発電源は必要です。
    少なくとも蓄電は今の技術の延長なら、1日周期ならともかく、梅雨時や秋の長雨など数日間に渡る広域天候不順には役に立たないでしょう。
    土日に余り平日に不足することに対する平滑も厳しいです。

    太陽光は原発代替には使えない(代替するのは火力など)、
    太陽光発電は火力の使用量を抑制するのに使える(かもしれない)
    太陽光補助火力発電システムみたいなものを考え、
    これを現在の原発+火力水力と比べる と考えるべきかと思います。

  21. yoshi より:

     太陽光発電をどのように使うかが重要です。買取制度などが検討されており、太陽光パネルの設置は2012年で家庭用で累計6ギガワット(600万キロワット)と急激に増えました。これによる発電量は夏場の昼1ヶ月で700ギガワット時間で、これは日本の総電力使用量の1%程度に相当します。
     7-8月の電力危機を乗り切るために大飯原発再稼働を訴えている関電でも、家庭用等太陽光施設50万キロワット分即ちひと月5千万キロワット時間の昼間電力供給も計算に入れると発表しました。5千万キロワット時間の発電量で20-30万世帯のエアコン使用がまかなえます。エアコン対策ピークカット電源として、コストが高い石油火力発電の代わりに太陽光発電を活用すればコスト的にも遜色ありません。
     現在の太陽光発電施設は6ギガワットですが、ソーラーパネル設置コストも安くなり2012年時点で1KWパネルあたり工事費込みで30万円を切るものも出てきたし、商業用メガソーラーも今後急激に普及しそうです。原発を減してゆくのは国民合意ですから、5年後には太陽光発電をいまの5倍くらいまで増やしてそのピークカット電源としての特長を生かしてゆけば、それで十分に価値があると思います。

  22. yoshi より:

    yoshiです。
     言い忘れましたが、私は原発は基幹電源として必要と考えます。
    しかしこれまで原発は、電力会社が儲かる事業として安全を無視して原発を稼働して来ました。そして安全無視で安く作った原発電気の6割は、大企業工場向けに原価すれすれで卸してきました。その一方で電力企業の収益の9割は、家庭向けなどの小口電気料金からのものです。企業向けからの利益は1割しかありません。
     経団連などは原発再稼働を強く要求していますが、再稼働してもこれまで通りの不当に安い電気料で供給してもらえると思っているならば、それは大きな間違いです。
     再稼働するならば、万一の原発事故が起きたときには電力企業が無限責任をとって十分な損害賠償をし、それに耐えるだけの賠償保険金積み立てを電力企業はしておくべきと考えています。これ以上は想定外だから損害賠償しないなどは許されることではありません。 おそらく高額になるであろうその保険金積み立て料やリスク軽減のための原発安全設備の費用によって、電気料金が相当高くなっても(まずは不当に安い大企業向け電気料金を値上げする)、それはリスク対策として仕方ないと私は思っています。
     政府はろくに安全性も確かめずに再稼働うんぬん言っていますが、万一の事故があった場合にそのときの政府が無限責任の損害補償をする覚悟があるのでしょうか。それは東電の福島事故と同じように、莫大な補償額は国民の税金で尻ぬぐいすることですが、非常に無責任です。
     電力企業に原発発電利益とともに原発事故の無限補償責任も負ってもらって責任を明確化した方がよいと思います。

  23. yoshi より:

     2012年5月16日付け共同通信系新聞記事では、「西日本6社融通すれば5%の節電で足りる。政府の需要予想は過大すぎる」と政府の電力需給データーを解析して共同通信社が結論付けた。

     今夏が2010年並みの猛暑でも、西日本の電力6社が5%強の節電をして余った電力を融通すれば、原発を再稼働しなくても西日本全体の電力を賄える。共同通信が5月16日までに政府の電力需給データを分析すると、こうした結果が出た。
     政府は6社で同じ日に需要がピークになると想定しているが実績では異なり、西日本全体の最大需要は政府想定より少なかったのが今回のデーター解析の差の原因だそうだ。

     関西、九州両電力は需給が厳しく、政府は10%以上の節電要請を検討する一方、関電大飯原発3、4号機を再稼働すれば厳しい節電なしで電力が足りるとしている。周波数が同じ60ヘルツの西日本の電力6社(北陸、中部、関西、中国、四国、九州)について、政府が需給予測で使ったデータを分析した。
     政府は、今夏が過去約 110年で最も平均気温が高かった10年並みの猛暑になると想定し、10年夏の各社のピーク需要を足した9925万キロワットを前提に試算している。今夏の6社の供給力は計9301万キロワット。関電内で15~20%、
    九電管内で10~12%、他の4社は5%の節電要請が必要とみている。
     だが現実には、10年も11年もピークが6社とも同じ日だったことはない。
     そのため、原発稼働が無くとも6社で電力を融通しあえばいずれの電力会社も5%節電によって猛暑であっても今夏の電力不足は乗り切れると結論している。

     電力会社の地域独占体制でを前提にするから過大な需要想定になる。電力の融通体制をとれば、揚水発電もフル稼働させることができるはず。

  24. yoshi より:

    -家庭用太陽光ソーラ発電の実測データを報告します。-

     「4.3kwソーラーパネル設置」 2011年8月に通常型シリコン単結晶パネル24枚計4.3KWパネルを瀬戸内地方の2階建て住居南側切妻屋根25度で設置した。ここは西手に山があり午後4時に日が沈むので、良い立地ではない。
     設置費用は174万円(消費税、工事費込み)だったが、国/県/市の補助金を合わせて40万円戻ってくるので、実質134万円の支出。
     ※電力会社とはすでにエコキュートの季節別昼夜別電力契約(オール電化では無いので冬は電気節約してガス暖房している)。太陽光売電価格は10年間42円/kwhで、昼間の購入電気価格は28円/kwh。

    「2011年:4.3kwパネルで発電開始」
    ★8-9月の発電量は492kwh。売電304kwh。
    ★9-10月の発電量は507kwh。売電334kwh。
    ★10-11月の発電量は360kwh。売電219kwh。
    ★11-12月の発電量は323kwh。売電187kwh。
    ★12-1月の発電量は460kwh。売電279kwh。
    ★1-2月の発電量は406kwh。売電252kwh。
    ★2-3月の発電量は394kwh。売電239kwh。
    ★3-4月の発電量は595kwh。売電404kwh。
    「7.4kwパネルへの増設後」
    ★4-5月の7.4kwパネルによる発電量は956kwh。売電745kwh。

    ------------------
    「4.3kwパネルでの発電状況」
     この立地では晴れの日は9:00-16:00の発電量が全発電量の8割だから、朝夕よりもこの時間帯に雲がないことがポイント。朝夕の太陽光はパネルに斜めにあたるほかに、厚い雲やチリを通過してくるので光力が弱い。
     設置した1kwパネルは平均100kwh/月発電しており、これは1年あたりにすると1200kwh発電なので順調な発電状況といえる。

    「7.4kwソーラーパネルに増設後の状況」
     2012年4月にパネル3.1KW増設して計7.4Kwとした。7.4Kwソーラーシステム設置費用は補助金等差し引いて支出合計232万円で、これは31.4万円/1kwパネルに相当。
     以前の4.3kwパネルでは発電量の6割しか売電できなかったが、7.4kw増設後は8割が売電に回るようになり、ソーラ発電単価は売電と自家消費を平均して、36円/kwhから39円/kwhに向上した。すなわち発電量x39円がおおよその太陽光ソーラー発電利益になる。
     また、7.4kw増設後は、少々の雨天ならば日中は売電できている。増設後は、冬でも毎月の売電収入が夜間電力などの買電費用を上回ると予測。特に夏場は、自宅での発電をピークカット電源として電力会社に供給できる。
     

  25. 一言 より:

    着眼点は悪くないが、日照時間等、最も肝心な点の計算が滅茶苦茶過ぎる。

    ちなみに日本全国の年間日照時間は、どの年も5時間強で安定している。
    太陽光パネルは4kwが平均だが、これは技術的な問題では無く、「現時点でのコスト問題」であって、需要が増えれば6kwや8kwで採算を取る事は十分可能だ。

    実際、家庭レベルの電力なら100%以上太陽光発電で賄う事は可能。

    電力会社は全電力の消費量の「1割」に過ぎない「家庭」から「全電気料金の5割」も取っており、電力の「9割」を消費する産業からは「電気料金の5割」しか取っていない。

    これは電力会社の事業モデルの欠陥であり、原子力を導入しなければ赤字になるから執拗に「原子力必要性」をアピールする。
    産業用電気料金を値上げすれば、原子力を廃止しても何一つ問題無く、電力の供給・需要は安定する。

    火力発電の場合、Co2や環境汚染を指摘する声もあるが、現在では火力発電の殆どを「天然ガス」で賄っており、天然ガスは地球上、再生エネの次に「最もクリーンなエネルギー」であり、Co2排出量も少ない。

    つまり再生エネとガス火力発電だけで、日本の電力は全て賄える。
    原発は完全に「不要の産物」。

    ちなみに俺は今は不動産の売買や貸付を生業にしているけど、太陽光発電マンションの実現が出来ないか検討したほど。
    技術的な問題やコスト面で、この案は流れたけど、いつか絶対に「再生エネだけで人が暮らせる建物」を日本に供給予定。

  26. エゴイスト より:

     色々なコメント、面白く拝見しました。
    正直、脱原発を基本に考えるか、科学技術の発展に期待して共存するか
    それぞれの考え方の違いで、数字の1は1だけど、見方によって1が10にも見えるし、-10にも見える、しょせんエゴイストの集まりが人間集団。
     電力を使う産業と使わない産業、使う生活と使わない生活、昭和30年代40年代の生活をすれば電力使用量は原発に頼らなくていける。
     ただし生活習慣だけでなく身の回りの物すべてですが、プラスチック1gを作るのにも電力を消費しているため、何もない生活と思わなければならない。
     産業用電力の値上げをすれば、産業は海外に移転していくだろうから、人口減少の続く日本では住宅余りが加速し、都市でも空き家が多くなり住宅産業もさびれていくのではないでしょうか?
     エネルギー政策が非常に重要にもかかわらず、政府は思考を止めて、わけのわからないエゴイストの集まりの国民に丸投げするような国家に発展はないでしょう。
     ともかく、沖縄の基地と原発は無いに越したことはないのは全員が分かっていることではあるがどこで妥協するかの問題と思います。
     沖縄の方も、自分は日本人でなく中国人になりたい方もおられるでしょうし、お金があれば原発の無い国に移住するのもよし。
     大きな流れの中で物事を判断できるような情報がほしいですね。
    日教組の集まりのごとく自分の意見がすべて正しいと信じている、しょせんエゴイストの集団の、現状の日本に未来は無いように思います。

  27. 栗村 彩 より:

    現在、福島の原発が大変大きな問題になっています。
    その一方で政権交代して、自民党にかわりましたね。
    ですが、もともと原発を作ったのは自民党・・・。
    政権交代して、自民党になったのは・・・本当に正しい判断(答え)なのでしょうか・・・?
    福島県民として、とても不安です・・・。

  28. 三崎 公貴 より:

    大変参考になりました 原子力発電の代わりに何をどれ位必要とするのか良くわかりました

  29. 第1種放射線取扱主任者 より:

    経済活動を判断するには、コスト計算が必要です。コスト議論なしには、何も進みません。よくテレビで紹介される経産省のコストは、真っ赤なウソです。東京電力が毎年出している資料には、全てのコストが書いてあり、これを計算すると、真の価格が判ります。

    ・水力発電(日本、2010年):約8円/kwh(東電資料より計算)
    ・火力発電(日本、2010年):約9円/kwh(東電資料より計算)
    ・原発(日本、2010年):約35円/kwh(東電資料より計算)

    ・太陽光発電(我が家の実績、2011年~2012年):約35円/kwh(10年使用の場合)

    経産省のインチキ計算では、原発のコスト約6円なんて言ってますが、とんでもない真っ赤なウソです。原発のコスト、実は大半が核燃料再処理の為の徴収金がほとんどです。2010年、東電は国に2兆円を払っています。これをコストに入れると、35円/kwhとなるのです。こんなにバカ高い電気を喜んで買っている愚かな国は日本だけです。

    70年代石油ショックの時に、日本では多くのアルミ精錬工場が潰れました。東電が電力値上げをしたからです。ところが、21世紀の現在の日本で、アルミ精錬工場が1箇所だけ生き残っていました。理由は、自前の水力発電所を持っていたからです。笑えるでしょ? ローテクの水力が最も安いのです。

    さて、311の悪夢の原発事故により、我が家も太陽光発電を導入する事となりました。最大出力2.6kwで160万円(補助金20万円なので実質140万円)既に稼動2年です。発電実績(毎月250~350kwh)から計算すると、10年の場合、約35円/kwhとなり、東電の一般家庭料金と同程度となります。(一般家庭は、1万円以上使った場合、累進料金により、約35円/kwhとなる)2年使っていますが、性能劣化は全くありません。

    このまま故障せずに20年持てば約17円/kwh、30年持てば約11円/kwhとなります。ちなみに、シリコン系太陽電池は、故障箇所が無いので、恐らく、40年以上は使えるでしょう。耐用年数の議論は、やめましょう。実際に使ってみないと判りませんので。(40年経ったら、また書き込みます(笑))

    ちなみに、2013年現在、太陽電池の末端価格は需要増大によって安くなり、私の家の提要電池と同じものが100万円で購入できます。つまり、今買うと、10年使えば約25円/kwh、20年使えば13円/kwhです!

    もうちょっと計算すると、太陽電池は、金融資産である事が判ります。今なら、100万円で太陽電池を買うと、毎月の発電量で年間6万円(我が家の実績)が帰ってくるのです。今時、年率6%のファンドなんてありません。大企業がメガソーラーに手を出す訳です。

    さて、話は変わりますが、私は、講習会で東海村原研の連中と何回か話した事があります。彼らの誰一人、原子力発電を推進すべきと思っている人間は居ませんでした。何故なら、80年代後半に核廃棄物を処理できない事が物理学的に証明されてしまったからです。これは、科学的な事実です。

    最後にちょっと自慢。第1種放射線取扱主任者試験は、理系で最高峰の試験です。文系なら、司法試験に相当します。知り合いの医者は、この試験に2回落ちていました。(私は一発合格)

  30. 久禮重興 より:

    現在、メガソーラー発電所プロジェクトに関与している者です。
    確かに、太陽光発電所、並びにソーラー発電パネル(シリコン仕様)の発電力は、原子力発電所等の発電量から比べますと微々たるものであります。しかし、技術の進歩に於いて我が国の技術開発力は世界に冠たるものがあります。
    現在、某大学理学部研究室に於いて産学協同で現在のソーラーパネルの発電量の約100倍規模のソーラー発電パネルの実用開発研究が進行しています。実用化には4年~5年位の時間が必要とのことでありますが、金額も安価で、実用化されればソーラー発電革命と言われる状況がもたらされるものと我々は期待しています。
    また先日、某所に於いて、水素エネルギー電池車に登乗させていただきましたが、エンジンは静かで、走行性能はガソリン車と遜色はなく、排気ガスはゼロで、水のみが排出され、環境汚染はゼロであるとの夢のような車が実用化に向かって開発が進められています。
    此方はコストの問題で、5年後くらいには市販を考えているとのことですが、金額的には500万円前後くらいの金額になる予定であるとのことです。しかし。是も普及すれば価格はどんどん低下させることが可能と考えられます。
    旧来にエネルギーにしがみつくのでは無くして、福島原発爆発事故を契機にエネルギー革命を目指す気概持つことが必要と考えます。

  31. 夜間電力は余っている それを使えばいい より:

    ガスも使えばいい。

  32. 瀬良修 より:

    「24時間発電できる便利な」という言葉は、まったく逆の側面を無視しています。

    「24時間、同じ量の発電しかできないので」
    「夜間に余ってしまう電力を揚水発電所に貯めなければならない」
    「夜間電力を使わせるために、夜間電力のダンピング販売(オール電化とも言う)を実施して収入を無駄に減らす必要がある」

    そんな「トンでも発電」な部分を、ちゃんと評価してもらわないといけませんねえ。

  33. 名無し より:

    原発は要らないでしょう。
    ウランの量が原油に比べ体積が小さいから安いと思うのは
    浅はかとしか言えないし、普通なら不要な付帯設備が
    かなり沢山必要になる上、ゴミも数百年から数万年管理
    せねばならない何て、気軽に使って良い類の物じゃないでしょ。
    だが太陽光発電に騙されちゃダメ。もし仮にエネルギー変換率が
    100%になったとしても、1㎡で1000w/h程度と言われ
    光はとても希薄で広範囲に散ったエネルギーだと理解しないとな。

    晴天の昼間の数時間しか発電できないし、各家庭から送電したら
    DCからACに変換して送電にために変圧して、また分配して
    変圧しなおしてたら、たどり着く頃には減衰して無くなってるわな。
    沢山の施設が分散しても、地産地消ならばまだ理解できますが
    今の送電網はそんな作りじゃないから、発電した家庭で
    消費するしか出来ない。

  34. PERO より:

    まず、東電が公表していた発電量には、ウソがある。

    原発の稼働率が80%? そんな稼働率は有り得ない。何故なら、原発は定期点検作業が法令で定められており、数年の積算で見れば、稼働率は50%となる。原発は、水力・火力に比較して、非常に稼働率が悪い。

    そういえば、稼働率が50%と叩かれている発電システムがある。それが太陽光発電システムだ。

    さて、原発のコストをきちんと計算すると、とんでもない事が判る。
    それは、日本の原発の発電コストが世界一高い、という事だ。

    東電の公開資料を見ると、原発のコスト(ランニングコスト)には、以下の項目が存在する。(2010年)

    ①燃料代(ウラン燃料):約450億円/年
    ⇒これだけを取れば、低価格だが、そうはいかない。(笑)

    ②人件費:約3000億円/年
    ⇒これもそんなに高くないが、東電社員の平均年収が非常に高い事が判る。(高卒・大卒、併せて年収1000万円以上!!)
    ⇒①と②を併せた発電コストが経産省の出した、6~7円/kwhだが、それが大嘘である事は、③で判る。

    ③核燃料再処理分担金:1兆8千億円/年
    ⇒これがバカ高いのである。経産省が提示する原発の単価には、この費用が入っていないのだ。
    ⇒これを加えると、東電の原発発電コストは、ほぼ35円/kwhとなり、世界最高のコストとなる。これは、家庭向け電気料金で第3段階料金(35円/kwh)とほぼ同じである。他に、企業向けの電力は12円/kwhなので、東電は原発では儲からない事になる。だから、家庭向けの料金をバカ高くして、回収しているのである。

    **********

    次に、太陽光発電のコストを記そう。以下のコストは、私の実家に取り付けた太陽光パネルの実際の発電量と価格から計算したものである。

    太陽光パネルの場合、コストは耐用年数によって大きく変わるので、耐用年数別に試算して見た。ちなみに、私のメーカーは10年保障。(2015年現在は、20年保障が当たり前)

    ①10年使えた場合(メーカー保証):30円/kwh
    ⇒家庭用第3段階料金=原発のコストより安い

    ②20年使えた場合:15円/kwh
    ⇒家庭用第2段階料金と同じ

    ③30年使えた場合:10円/kwh
    ⇒東電が企業向けに販売している料金よりも安い
    ⇒商業的に大電力を販売可能と言う事!

    以上の発電パネルの面積は、小さな一戸建ての屋根に乗る程度の小さなパネルである。(2.5kwパネル・三洋電機)

    現在、設置後、4年が経過しているが、発電量は数%増えている。それが三洋電機のHITの特徴らしい。20年は、余裕でもつだろう。

    よく言われる”発電量の低下”は、技術力が未熟だった時代の遺物か、中国製品であろう。(中小企業が販売するパネルは、太陽電池が中国製である)

    以上が、太陽光パネルを実際に購入してみて判明した事である。

    つまり、太陽光パネルは、コストメリットが非常に大きいのである。

    私の実家は、敷地50坪の小さな建て売りで、屋根の面積も小さく、2.5kwしか導入できなかったが、昼間の売電と夜間の買電を合わせて、電気料金がほぼゼロとなった。実家は屋根の面積が小さいので、大抵の家ならば、太陽光パネルを設置する事で、大幅な電気料金の削減が可能となる。

    ***********

    さて、もう一つの電力命題である夏場の最大電力について。

    夏場の最大電力がよく取り沙汰にされるが、”夏場の最大電力”の時期に最も効率的に発電するのが、太陽光発電である。

    電力が一番足りない時期に、最も多くの電力を生み出すのが、太陽光発電である。何しろ、夏場の日光=太陽光電力なのだから。

    私の実家では、夏場の最大電力時には、売電がほぼゼロとなるが、買電もほぼゼロで拮抗している。つまり、夏場の節電効率が100%という事である。

    太陽光発電を日本中の全戸で実施するとどうなるか?

    家庭の消費電力は、全電力消費量の1/3に相当する。従って、全戸に太陽光パネルを設置すれば、夏場の最大電力は、1/3が削減できる。

    ちなみに、原子力の発電割合は、全電力の僅か1/3である。

    以上の事から、日本中の全家庭に太陽光パネルを設置すれば、今すぐにでも、原発は廃止可能なのである。

    **********

    私の実家に太陽光パネルを設置した事で、絵空事でない、実際の発電量とコストが判明した。それは、原子力を凌駕するものであった。

    太陽光パネル設置に反対する人達は、この事実を知らない人達である。

    ところで、全国各地で、メガソーラーブームである。特に、守銭奴と言われたソフ○バンクが金を出した、という事は、”必ず儲かる”という事なのである。

    それが理解できたのは、実際に購入して発電したからである。

    実家の場合、年間の電気料金=7000円×12=84000円が削減された。という事は、年間84000円が儲かる、という事なのである。

    ”そんなの、バカ高いパネル買ってんだから、損に決まってるじゃないか”

    という人が居ると思う。

    だが、それは違う。太陽光パネルの購入価格は、約100万円。

    それに対して、生み出すお金は年間で、84000円。

    これがどういう事か判るだろうか?

    感のいい人は、理解できただろう。100万円を銀行に預けたと思えば、何と、利子が8.4%ついて帰って来るのだ! しかも、何十年も! 

    勿論、太陽光発電の買い取り価格は変わるが、少なくとも、10年は政府によって保証される。

    つまり、太陽光発電は、日本一利率の高い”金融商品”なのだ。ソフ○バンクが手を出す訳である。

    **********

    以上を見れば、太陽光パネルを設置しない理由は、何処にも無いのだ。

    少なくとも、”反原発”を標榜するなら、太陽光パネルを設置すべきである!

    かく言う私も、今では偉そうな事を言っているが、311震災が無ければ、太陽光パネルを設置するつもりは無かった。計画停電によって、夏場の停電が起これば、エアコン停止によって、高齢の母が熱中症にかかる恐れがあった。故に、2011年の4月に近くの電気屋に申し込み、6月には設置完了となったのである。

    私を含めて、日本人は頭で考えない。だから、原発の事故を防げなかった。”原子力は何となく安全”と思っていたと思う。だが、それは、思考の伴わない、”宣伝”によって誘導されたイメージに過ぎなかった。

    311以降の家庭用太陽光発電が増えないのも、多くの日本人が頭で考えないからである。

  35. たぬき より:

    専門家「丘陵地掘削で水害広範囲の可能性」
    9月14日 1時36分
    http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150914/k10010233041000.html

  36. march より:

    太陽光発電と原子力発電の比較

    SBエナジー苫東安平ソーラーパーク(国内最大)にて
    発電量=11.1万kw(111MW)
    面積 =1.66km2(東京ドーム約35個分)
    --------------------------
    日本全体の原子力発電(2011以前)
    発電量=4615万kw(46150MW)
    苫東安平の415.8倍 × 1.66kw2 = 684km2
    東京特別区(23区)の面積=623kw2とほぼ同じ
    --------------------------
     これだけで太陽光発電だけでは原子力発電の代替には考えにくい。
     これに加え、太陽光発電の場合夜間や悪天候時に発電出来ないので効率は発電能力の20.3%(東芝)を考慮する事。
    原子力発電も常の発電できる訳ではなく、定期点検休止もあるので効率67%(2011以前)となることも考慮する。
    --------------------------
     太陽光発電所が天候の変化による発電量変動の急変による、系統中の発電所や変電所にかなり大きい負担のあたえる事が懸念されるため、巨大な太陽光発電所が作りにくいのが現状。
    --------------------------
     太陽光発電は原子力の代替の主力では無く、発電した分化石燃料を使用しなくてすむeco対策として位置付けた方がいい。
    太陽光と風力、地熱、水素などに加えクリーンな天然ガス火力など総合的器計画し原子力の代替と考え、あわせて日本全体の送電系統の強化も必要で有る。

     それができあがるまでにはまだまだ時間が掛かりそうなので、その間は原子力に頼った方が良い。原子力を稼働していない現在、決して電力が安定して供給されている訳ではない。

  37. march より:

    国内の電気は安定供給されているか?
    ここ最近各電力会社とも電力供給が頻拍しているといったニュースは耳にしない。本当に大丈夫なのか?

    北海道電力の場合
    水力発電所 1429 MW
    火力発電所 4214 MW
    原子力発電所 2070 MW
    その他 25 MW
    他社 245 MW
    —————————–
    合計 7983 MW
    過去最大電力 5788 MW
    —————————–
    暫定余力  2195 MW
    —————————–
     この余力これから原子力発電所2070MW分を引くと125MWとなる。
    何となく素人目には間に合っている様に見える。
    —————————–
     但し、この原子力を除く発電能力5913MWもこれからの発電機の定期点検休止等の効率67%を考慮すると3962MWとなり、余力はマイナス1826MWとなる。
    —————————–
     これはあくまで個人の概算でしかないが、かなり無理をして発電している事が伺える。
     北海道電力には石狩川系に4台計600MWと噴火湾(伊達)の2台計700MWの発電機が設置されているか、河川と漁場に対する温水排出の影響が懸念されるため環境庁から発電機の同時運転台数の制限がかけられていたらしい。今は申請により運転しているらしい。
     あと電力ピーク時には本州からの海底ケーブルからの融通最大600MW、他、仮設緊急発電所設置等で補っている様だ。
     このような状態で電力ピーク時に最大の発電機苫東4号700MWが故障で緊急停止した場合はかなり緊迫した状態になるという。