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太陽光発電は原発の代わりになるのか? 発電量を試算、比較してみた
東北太平洋沖地震による津波が起こした福島第一原子力発電所災害の影響が世界中を駆け巡っています。
地球温暖化問題を背景に、これまで先進各国は、発電時にCO2を排出しない原子力発電を推進する方向にありました。こうした世界の流れを日本の原発事故が一変させてしまったわけです。
いまや世界のそこここで原発の反対運動が広がり、各国は稼働中の原発の安全対策を見直したり、稼働延長の予定を凍結したりと、核エネルギー利用に対して急速にブレーキがかかっています。
一方で勢いを増しているのが、再生可能エネルギーへの追い風です。「原子力発電は危ない、かといって石炭や石油を燃やせば温暖化が進む。安全・安心で地球にやさしい再生可能エネルギーを使おう」という市民の声が高まるとともに、それを受けて世界の再生可能エネルギー産業は、事業拡大の機会を虎視眈々と狙っているように見えます。
なかでも太陽光発電は、ここ数年の成長もあいまって、代替エネルギーの最有力候補となっています。日本の菅首相も「エネルギー政策を抜本的に見直し、太陽光発電などの導入促進を図るべきだ」と発言したとか。
クリーンな太陽光発電が、危険な原子力発電に取って代われるなら、こんなすばらしいことはないでしょう。はたして太陽光発電は、原子力発電の代わりになるのでしょうか? 仮になるとして、どれくらいのソーラー・パネルを設置すればよいのでしょうか。ほかではあまり見かけないので、ここでざっくりと試算してみました。
福島第一原子力発電所の年間発電量は33テラワット時
原発のほうは、今回問題となっている福島第一原子力発電所を例にとります。こちらは古い原子炉なども多く、ほか(福島第二、柏崎刈羽)に比べると、出力の小さな発電機が多いようです。東京電力の資料によれば、福島第一原発には1号機から6号機までの6機があり、6機全体(稼働率80%)で2009年度の年間発電量は32,949,000,000キロワット時だそうです(残念ながら、記事執筆時に東京電力がインターネットで公開していた資料は、その後非公開になりました)。これは約33テラワット時(32,949,000,000キロワット時=32,949,000メガワット時=32,949ギガワット時=32.949テラワット時)です。
発電機6機の合計出力は4.7ギガワット(4,696メガワット)ですが、これを24時間×365日で掛け算して、稼働率の80%をかけると上の発電量になります。
33テラワット時、すごい量なんだと思いますが、なんだか実感がわきませんね。
対する日本全国の住宅における太陽光発電の発電量は年間3.5テラワット時
それでは次に、太陽光発電の発電量について考えてみましょう。最近はメガソーラー発電所とか、産業用の太陽光発電も増えつつありますが、これまでの政策もあって、日本では圧倒的に住宅向けが多いのと(2005年時点で住宅用と産業用の比率は8対2程度)、私たちが個人でできる太陽光発電の影響力を知りたいので、ここでは個人住宅用の太陽光発電だけを考えます。
現在日本で、太陽光発電システムを設置している家は、おおよそ75万件程度に上るものと思われます。計算を簡単にするために、ここでは仮に80万件としておきます。各戸のソーラー・パネルの出力は、仮に4キロワットとしましょう(2010年度の国の補助金申請があった1件あたりの平均搭載出力がこれくらいでした)。すると、日本に設置されたソーラー・パネルの総出力は、4キロワット×80万件=320万キロワット=3,200メガワット=3.2ギガワットということになります。
さて、この3.2ギガワットのパネルで、1年間にどれくらい発電できるんでしょうか。太陽生活ドットコムで取材した記事(太陽光発電、7年続けてみてどうですか?)によれば、約3キロワットのパネルで年間の総発電量が2,700キロワット時となっています。1日平均の発電時間は、約2.5時間(2,700キロワット時÷3キロワット÷365日)となりました(この時間だけ、パネルがフルに発電する、と考える)。場所やその年の天候にもよるわけですが、ここではこの数値をもとにし、1日の平均発電時間は3時間、これで1年間毎日発電するものとしましょう。
すると、日本全国にあるソーラー・パネルの年間総発電量は単純計算では、3.2ギガワット×3時間×365日=3,504ギガワット時=3.5テラワット時と導けます。ただしこの計算では、設置件数にしろ、パネルの平均出力にしろ、だいぶオマケをしていますし、出力4キロワットのパネルといっても、実際には4キロワットをフルに発電できるわけではないのですから、かなり甘々な結果であることを念頭に置いてください。あくまで参考値ということで。
福島第一原発の発電量は、日本全国の住宅によるソーラー発電量の10倍。しかも便利な24時間稼働
ということで、福島第一原子力発電所の年間発電量は、日本全国の住宅の屋根にあるソーラー・パネルによる発電量の約10倍という結果になりました。つまり、国内にある住宅向けソーラー・パネルの数を今の10倍にすれば、福島第一原発に匹敵する年間発電が可能になるのです。現在が80万件ですから、全国で800万件の家がソーラー・パネルを設置すればこれが可能、と試算できます。
では次に、あと720万件に設置するために、どれくらいのお金が必要なのかも考えてみましょう。ここでも計算を簡単にするために、1件の設置費用を200万円と仮定します。すると720万件×200万円=14.4兆円ですね。
新聞報道によれば、今回の東北関東大震災の復興費用は14.6兆円だとか。復興費用に匹敵するお金が必要になるのですね。太陽光発電システムの設置費用は基本的に個人が負担しますから、復興費用と比較してもあまり意味がないかもしれませんが、とてつもない金額であることは理解していただけると思います。
なお今回の計算では、「日本で720万件もソーラー・パネルの設置に適した家があるのか」という点は考えていません。それから年間の総発電量だけを比較していますが、当然ながら太陽光発電は昼にしかできないので、夜に使う分の電気や、電力消費のピークに対応するための不足分の電気はどこかに蓄電しておく必要があります。つまり、既存の発電所の代わりにソーラー・パネルで作った電気を使うなら、さらに大容量のバッテリなどへの莫大な追加投資が必要ということです。正確な試算はできませんが、ソーラー・パネルの設置費用の2倍くらいはかかるのではないでしょうか。だとすればバッテリに約30兆円、ソーラー・パネルが約15兆円で合わせて45兆円。なんだかもう、まったく実感のわかない金額ですが、日本の累積財政赤字は1000兆円ともいわれていますから、それに比べればたいした金額じゃないでしょうか…。
太陽光発電は個人の省エネの延長
念のため申し上げておきますが、この記事は「太陽光発電が無意味だ」といいたいのではありません。個人の省エネ、節電をさらに高める存在としての太陽光発電は、非常に意義があると思っています。自分が暮らすのに必要な電気の一部を自分の家で作って使い、余りが出たら周囲に提供して足しにしてもらう。そういうソーラー・パネルがある家が日本全国で増えて、不確実な輸入に頼らずとも使える国産エネルギー源が少しでも増えるなら、こんなに喜ばしいことはありません。
ただ大勢の人たちに、大量の電気を、安く安定的に供給するという電力事業者の視点で見ると、少なくとも現状の太陽光発電には、コストなどいくつかの点で決定的な問題があるといわざるをえません(今回の比較は、あくまで「福島第一原発」だけの比較であって、日本全国の原発と比較したものではないこともお忘れなく)。
このあたりについては、「2つの太陽光発電」のほうで書いているので、そちらを参照してみてください。
「飯田市の取り組み」をご覧あれ。 3.5kwの太陽光発電パネル設置費用0円、月額19800円を約9年間支払うと、あとは自分の収入、とありました。電力ピーク時の発電量が1000万kw必要なら、関東以北の300万戸に設置すれば、区域内の節電努力、タイから借用の発電所と東電の火力発電の再開で、大規模停電の危機は回避できるのではないでしょうか。300万戸で6兆円余りは、年利2~3%の国保証ファンドで集められるのではないかと思います。不足なら利率アップです。300万戸から月額590億円余りが毎月回収できるわけです。計画停電などという愚行は、日本の首都機能の停滞を招くだけ、今すぐにやめてほしいですね。このノウハウは飯田市の指導を仰ぐことです。もう一つ、東工大の玉浦教授のビームダウン方式の太陽熱発電を国に何度働きかけても知らんぷり。おかげで10億円足らずでアブダビに買いたかれるというかわいそうなことが起きているのです。東京湾の埋め立て地を使って、発電効率の高い玉浦方式の24時間発電所もけんせつしたいですね。これも国が玉浦教授に土下座して詫びてからの話になりますが。
原発と太陽光の能力比較に、年間の発電量を使っていますが、この比較方法は適切ではないと思います。原発は必要もない夜間にも発電しており、これを含めての年間発電量でしょう。
大事なのは年間でのピーク時の発電(真夏の日中ですが)にどう対応できるかです。
それにはそれぞれの定格出力で比較するのが妥当だと思います。福島原発10基(第1、第2の合計)で約900万KWですが、太陽光発電1戸当り4KWとすると、225万戸でイーブンです。
225万戸が設置する時代に、太陽光発電装置の設置価格が今のまま続くわけがありません。
少なくとも4KW当り50万円程度には下がっているでしょう。現にアメリカではW当り1ドルで出荷が始まったというニュースがります。4KW50万円というのは決して夢ではありません。もっともその時は、結晶シリコン製ではなく、薄膜タイプやフィルムが主流となっているでしょうが。
太陽光が万能だというのではなく、昼間は太陽光、夜間は風力、バイオマス、地熱、蓄電など様々な方法で、それぞれの弱点を補完するのが現実的でかつ賢明な電力政策ではないでしょうか。
原発がいかに有利なコストでも、今回のような事故をどれだけコストに加えているのでしょうか、大変疑問です。
また仮に、有利だとしても巨大で荒々しいモンスターを飼い続けるのは御免こうむりたいものです。
震災を機に太陽光発電を使いたいと考えていますが、マンション在住のため立ち止まってしまっています。
試算、興味深く拝見しました。ですが疑問があるのは、なぜ個別住宅のみをお考えなのかということです。
首都圏にはたくさんのマンションがあります。そしてマンションには屋上や共有部分など、パネルを設置できる場所もたくさんあります。もしもマンション管理組合がPPsとなって住人に電力を供給できるなら、大規模な節電が可能となり、太陽光発電も原発に張り合えるほどのになるのではないでしょうか。
電力の消費地帯は人口密度が高く、マンション地帯でもあります。マンションへの普及をしやすくする方法を早急に考える必要があると思います。
まず、福島原発の事故は技術上の問題ではなく、東電の企業体制の問題。次に、太陽発電・風力発電は聞こえは良いが設置・保全・修理・設備の寿命と更新など考えると大変難しい。しかも、お天道様の他力本願。ジョークで太陽光発電の懐中電灯というのがあって、これは大きな蓄電器がないと太陽が照っているときしか使えないというのがある。日本のやるべきこと、東京都を完全に分散すること。。これにより車の渋滞(によるエネルギーの消費)の解消、電車の混雑を緩和する(電気エネルギーの削減、人のストレス(=お父さんもお母さんも疲れている、エネルギー浪費)の解消)これにより、少子化問題も解消される。地域の農産物の需要が増えればその地域における特に農村の老齢化が緩和される(若い人たちもその地域での農業に取り組みやすい)。各地で農作物が増えれば、それだけで自然太陽光利用が促進される。太陽電池よりも野菜のほうが太陽エネルギーを効果的に使える。ただ問題はそのようなビジョン・実行力を持った政治家がいないこと。。
半導体業界から太陽電池業界に移り1年半くらいになります。
太陽電池は、調べれば調べるほどこれで良いの?という疑問が出てきますし、誤解されている所もたくさんあります。価格に関して高橋勝様のコメントにありましたがアメリカでのWあたり1ドルというのは、パネルの単価であって発電システムではありません。架台、フレーム、インバータ、配線工事、取り付け工事(日本の場合、クレーン車を持って来て複数の作業員が屋根に上って、とするだけですぐに何十万円にもなります)。また、アメリカの安いパネルはカドミウムを使う物で日本では到底受け入れられません。
半導体では、生産量の増加に伴う技術の向上で価格は大きく下がりましたが太陽電池ではほとんど当てはまりません(半導体は微細化により小さく作り込む事で生産性を上げて価格を下げる事ができましたが、太陽電池では光を受けるために面積を持たせなければならないので微細化という概念が起きません)。変換効率もここ数年の進歩はほとんどありません。私どもでは如何に安くするかに苦心しており、ようやくパネル単価1Wあたりで1$を切る工場原価のメドが立ったところです。
マンションの屋上を使うのは場所としては非常に良いところで、断熱効果も期待できます。ところが、ここは共有部分なので居住者全員の合意がとれないと設置が出来ません。発電した電気をどうするかというとこれがまた厄介な問題です。共有設備に使うしかなく、それにはエレベータや水道ポンプくらいしかありませんので電気は余ります。マンションでは昼間は住人が不在のケースが多く電気は余ります。余るならば売電すれば、と思っても共有設備での買電契約以上の電気は電力会社が買い取りません。となると電気は行き場がないので太陽光発電設備自体は「電圧抑制モード」に入って発電を止めてしまいます。非常にもったいない話です。
いくつかの工事業者さんからは「電力会社が最大の抵抗勢力ですよ。」と半ばあきらめたような口調で話されました。今回の電力不足をきっかけにでそういった電力会社自身が改革をしないとこの国は良くなりません。
太陽光発電の最大の欠点は、夜間発電できないことだ。今のところは大した量ではないから良いが、太陽光発電量が増えるにつれ、6時以降の電力供給に太陽光発電の分だけぽっかり穴があくことになる。どうやって穴を埋めるか。今は水力発電でも間に合うだろうが、発電量が増大すれば、夕方の発電の為だけに、天然ガス火力発電所を建設しなくてはならなくなる。これでは二重にコストがかかる事になる。
私が最も期待しているのは、今開発中の次世代原子力発電、つまり核融合発電所だ。
この原発の融合炉では反応中に放射線は出るので、それを長年浴びた金属などが放射能を持つようになり、それらの低レベル放射性廃棄物は出るにせよ、今の核分裂型原発のように、プルトニウム、サマリウム、ストロンチウム、セシウムなどの危険な放射性物質は全く出ない。
たとえテロリストが飛行機を墜落させようと、隕石が直撃しようと、今の原発に比べてはるかに安全だ。
核融合原発のコストの話はまだ早いが、この融合炉に使う燃料は海水から取れるので、周りを海に囲まれている日本などは、核燃料の輸出国に成るかもしれない。
さらに海に含まれる燃料となる重水素などは、人類が数千年に亘って使い続けるほどの量があるという。
将来、下関海峡などの海流の早いところで、吸着剤をつけた「網」で重水素を集めている光景が目に浮かぶようだ。
この次世代核融合発電の開発には、まだ50年以上かかるかも知れないが、一日でも早く完成できるように研究を加速させるべきだ。
それに比べると、今の核分裂型原発は確かに危険だ。一旦事故が起これば甚大な環境汚染が生じる。核燃料の最終処分の方法も不安だ。将来、中国が沿海部に原発をズラッと建設すれば、九州の地価も下がるかも知れない。中国の原発管理は日本よりもズサンという説もある。中国で事故が起きれば、偏西風に乗ってほとんどの日本に降りかかる。
福島第一原発の建物の下に溜まっている、溶解した原子炉燃料に直接触れた汚染水には、かなりの濃度の、極めて毒性の高いプルトニウムやサマリウムなども含まれている可能性がある。保安院などは、それを公表したくないが為に、意図的に汚染水の成分を検査していないふしもある。
しかし、今の原発は、いつまでも使われ続けるわけではないと思う。
次世代原発が出来るまでのツナギとして、安全性を十分に高めた上で使用すれば良いと思う。
原発6基あるから発電量は・・というのはよく見かけますが全基同時稼働という事はありません(ローテーションで定期検査に入り停止する為)
そもそも比較方法が公正じゃない気がしますが?
一個の原発と全ての太陽光発電の発電量比べたらそりゃ後者が上回るでしょ
そもそも電気は必要な時間帯の比較をすべきで、時間で調整が出来ない原発の年間24時間計算との比較は無意味ではありませんか?
必要な電力計算は最大電力需要の時間帯で計算すべきです。
太陽光の発電量は天候に左右され、不安定と言いますが、面白い事に我が家の夏の太陽光発電と消費の関係は、発電量が少ないときは消費電力も少ないですよ。つまり発電量がかなり下がる様な天候が悪いときは、気温も高くはなく、その分消費電力も少ないのです。つまり最も消費電量の大きいエアコンは自動運転にしておけばそれなりに賢く稼動しないので、消費電力も下がります。
ちなみに我が家には室内ワンコとニャンコが居ますので、最低2台のエアコンはほぼ朝から晩までつけっぱなしですので良く分かります。
この様に机上の空論ばかりではなく、実際の生データを使って欲しいものです。
普及すればコストが下がるのは当たり前の経済理論です。720万件同じ200万円での計算は相当無理がありますよ。
24時間稼動が何故便利なんかも分かりません。需要が無い時間帯もしかも年間を通じ無駄に発電せざるを得ない原発こそ非効率と思いませんか。だから揚水発電なるものを作らざるを得なかったのですよね。
無論太陽光発電で全ては置き換えは不可能ですが、今までの偏ったエネルギー政策での結果であり、政策次第では今後は多種のエネルギーミックスが可能になるのも自明です。
単純な原発対太陽光発電比較はもうやめて、もっと生産的な発想になりませんか。
大きな誤解があるようです
現在、必要なのは、電力量=kw時ではなく、電力=kwです
原発は、春の温かい日でも、深夜や早朝でも、雨の日でも
誰も電気を使っていないときでも、全力運転
一方、太陽光は、電気の需要とほぼ比例して発電量が上がります
必要電力がピークでない時間や季節や日にちと
ピークのときの6月~10月の10時~4時の晴れた日の割合を計算すると約10対1
福島第一原発で計算すると、33Tw時のうち30Tw時が無駄で
実際に活躍している電力量は3Tw時しかないのです
一方太陽光はこのピーク時の発電量は、ほぼ100%です
現在の太陽光発電だけで、もうすでに福島第一原発と同等の貢献をしています
ここの試算はデータが2005〜2010年のデータが公表されているのに都合のよいデータだけで計算されています。
福島第一の6年間の平均稼働率は71.5%程度で、全国平均だと60%台です。
これも事故隠しなどして運転している可能性もあります。
他の方が指摘しているように、夜間の無駄な発電を正当化するためにオール電化など給湯器などの深夜料金を不当に下げているなどの点も考慮されていません。
実際のコストを反映させるべきです。
はっきり言って原発を正当化するためだけの試算でしか有りません。
こまったもんです。
1、常に受電端での比較を
太陽光発電の電力は使用する場所の価格であり発電量です。原発の発電量は発電端ですから常に原発自己消分と送変電ロスの約8%を減じて考えるべきと思います。(東電の2010年原発分は統計上は809億kWhですが受電端では740億kWhに減じます) 発電単価の比較も注意が必要です。
2、太陽光発電は不安定で主力電源に不向きということが言われますが広く分布させて普及させることで急激な変化は避けられます。(一極集中させる太陽光発電の普及方法は太陽光発電の欠点を顕在化し評価を下げ原子力推進の好餌にされます)
3、太陽光発電を電力供給のの補助から主力にさせるために農作物と電力両方を農地で得る方法があります。
「ソーラーシェアリング」をご検索ください。
3.2ギガワット×3時間×365日=3,504ギガワット時=3.5テラワット時と導けます。とありますが、3時間という数字は? 日照時間の8時間の誤りではないでしょうか?
「ワット時」を全部で使って居るが、可笑しいぞ、
これは1時間当たりのワット数を表す単位で,
年なら「ワット年」にするベキだろう!!
歌で光年を時間と勘違いしてたのも居たなw
↑学術的に正確に指摘するなら
”kWh/年”とコメントすべきではないでしょうか?
kW年は、どの単位系にはないと思いますが。
私が知らないだけでしょうか。できれば教えてください。
福島第一原発は6基です。合計発電能力は4,696,000kwhです。しかし本レポートでは、一日当たりの総発電量は、90,271,000kwhとなります。単位が違い過ぎます。もう一度調査してみたらどうでしょうか?
今さらのコメント失礼します。
なんかこの記事を批判しているコメントがいくつかありますが、みなさん基本的なことが全くわかってないようなのでつい書き込んでしまいました。
ピーク時の必要電力で計算すべきでは?というのは最もな意見なのですが・・・。
1.記事中の「太陽光発電、7年続けてみてどうですか?」のHPを見てみるとわかる通り太陽光パネルの発電量のピーク時期は5~7月です。
理由は簡単日射時間が一番長いからです。(みなさん夏至は6月ですよ!)
当然夏至に近い日の方がパネルに日光が当たる角度も90度に近くなるのでその頃の1時間当たりの発電量が最も多い。(つまり一番暑い8月の消費電力のピーク時の発電量は多少少ない。)
よって、消費電力のピークである8月の午後の電力を太陽光パネルでまかなうという計算をするなら、太陽光パネルの出力を多少低く見積もる必要があります。
2.1よりも重大な問題として、そもそも太陽光パネルを原発の代わりにという前提で計算しているはずなのに、なぜ太陽光パネルの出力が多い夏のピークの方で計算するのか?そんなんで出力が低い冬に足りるのか?
そう考えると一番不得意な冬のピーク時に太陽光パネルがいくつ必要か?で計算すべきではないのかということです。
冬の消費電力のピークはそんなに多くないと思っているなら検索してみてください。
夏のピークより少ないというだけの話で、結構な電力需要があります。
しかし、太陽光パネルの冬の発電量は夏と比べすんごい少ないので、原発を太陽光でというならもっとたくさん設置する必要があります。
3.ところが2の計算は全く無意味なんです。というかこの話(原発を太陽光パネルだけでまかなうという話)自体がそもそも無理なんです。
なぜなら、冬のピーク消費電力は夕方以降の夜間だから(笑)
太陽光パネルがいくら頑張っても、いくら設置しても、冬のピーク時の電力はまかなえません。つまりどうしても太陽光パネルの発電だけでというなら、バッテリーが絶対必要条件です。
つまりパネルだけのコスト計算は全くの無意味です。
2の件数にバッテリーの分を上乗せする必要があります。
しかも今売られている家庭用バッテリーはあくまで家庭用なので、原発のかわりとして家庭の外部に出力する場合、出力が足りません。
ヤマダ電機が売っている高いほうEP-2500(189万円)でさえMAX1kwhの出力なので、例えばコメント1で計算されている戸数の300万戸に設置したとすると出力は300万kwhにしかならず、記事中の福島第一原発の80%稼働率時の出力にすら足りていません。
しかもこのバッテリーは容量が2500WhしかないのでMAXで出力し続けるといくら新品に近い状態でも2.5時間で空になります。(実際にはロスが発生するので新品でももうちょい短いはず)
ということはバッテリーの容量や出力を考えると、もっとバッテリーにコストがかかります。記事中にある1戸当たりパネルの倍くらいというのは案外いけてる数字かもしれません。
御説ごもっともだと思います。太陽光発電技術、蓄電技術の革新と5倍、10倍のコストダウンが鍵であり、NEDOの掲げる7円/kWhの目標が、十分な成算のある見通しであることを期待します。
太陽光だけで電力を確保するのは難しいと思います。民家での設置を主とした場合での試算のようですが、公立の学校や施設への設置が抜けています。是非、公立の施設に設置した場合の効果を試算してください。
そもそも24時間運用である原発に対し、昼間しか発電しない太陽光に「ダイレクトに」代替させること自体無理があると思います。
ベース電力としての原発はベース電力が得意な発電源(水力・高効率火力・地熱など)に代替させるべきで、その上で、太陽光など不安定電力でピーク部分を部分的に補うことを試みることになるのではないでしょうか。
ピーク電力についても、全国的に曇る時期もあります。
夏季ピークはともかく、結局梅雨時や冬場のピークを補う程度の他の発電源は必要です。
少なくとも蓄電は今の技術の延長なら、1日周期ならともかく、梅雨時や秋の長雨など数日間に渡る広域天候不順には役に立たないでしょう。
土日に余り平日に不足することに対する平滑も厳しいです。
太陽光は原発代替には使えない(代替するのは火力など)、
太陽光発電は火力の使用量を抑制するのに使える(かもしれない)
太陽光補助火力発電システムみたいなものを考え、
これを現在の原発+火力水力と比べる と考えるべきかと思います。
太陽光発電をどのように使うかが重要です。買取制度などが検討されており、太陽光パネルの設置は2012年で家庭用で累計6ギガワット(600万キロワット)と急激に増えました。これによる発電量は夏場の昼1ヶ月で700ギガワット時間で、これは日本の総電力使用量の1%程度に相当します。
7-8月の電力危機を乗り切るために大飯原発再稼働を訴えている関電でも、家庭用等太陽光施設50万キロワット分即ちひと月5千万キロワット時間の昼間電力供給も計算に入れると発表しました。5千万キロワット時間の発電量で20-30万世帯のエアコン使用がまかなえます。エアコン対策ピークカット電源として、コストが高い石油火力発電の代わりに太陽光発電を活用すればコスト的にも遜色ありません。
現在の太陽光発電施設は6ギガワットですが、ソーラーパネル設置コストも安くなり2012年時点で1KWパネルあたり工事費込みで30万円を切るものも出てきたし、商業用メガソーラーも今後急激に普及しそうです。原発を減してゆくのは国民合意ですから、5年後には太陽光発電をいまの5倍くらいまで増やしてそのピークカット電源としての特長を生かしてゆけば、それで十分に価値があると思います。
yoshiです。
言い忘れましたが、私は原発は基幹電源として必要と考えます。
しかしこれまで原発は、電力会社が儲かる事業として安全を無視して原発を稼働して来ました。そして安全無視で安く作った原発電気の6割は、大企業工場向けに原価すれすれで卸してきました。その一方で電力企業の収益の9割は、家庭向けなどの小口電気料金からのものです。企業向けからの利益は1割しかありません。
経団連などは原発再稼働を強く要求していますが、再稼働してもこれまで通りの不当に安い電気料で供給してもらえると思っているならば、それは大きな間違いです。
再稼働するならば、万一の原発事故が起きたときには電力企業が無限責任をとって十分な損害賠償をし、それに耐えるだけの賠償保険金積み立てを電力企業はしておくべきと考えています。これ以上は想定外だから損害賠償しないなどは許されることではありません。 おそらく高額になるであろうその保険金積み立て料やリスク軽減のための原発安全設備の費用によって、電気料金が相当高くなっても(まずは不当に安い大企業向け電気料金を値上げする)、それはリスク対策として仕方ないと私は思っています。
政府はろくに安全性も確かめずに再稼働うんぬん言っていますが、万一の事故があった場合にそのときの政府が無限責任の損害補償をする覚悟があるのでしょうか。それは東電の福島事故と同じように、莫大な補償額は国民の税金で尻ぬぐいすることですが、非常に無責任です。
電力企業に原発発電利益とともに原発事故の無限補償責任も負ってもらって責任を明確化した方がよいと思います。