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京セラの子会社で、国内向けに太陽光発電システムを販売する京セラソーラーコーポレーション(KSC)は、契約からアフターフォローなどの顧客対応を体系的に管理するシステム「シスピー(Customer Satisfaction Program)」を同社のソーラーフランチャイズ(FC)店110店舗に導入、運用を開始すると発表しました。

業界初 太陽光発電システムの顧客満足プログラム『シスピー』の運用開始(京セラ)

シスピーは、契約や施工、アフターフォローなどの顧客対応を21項目に分類し、進捗状況などを体系的に管理するものです。

  • 受注活動
  • 契約~工事日までの6項目
  • 工事開始~終了までの3項目
  • 稼働開始~6カ月後までの6項目
  • 1年次点検(無料)
  • 4年次点検(有料)
  • 8年次点検(有料)
  • 10年次点検(有料)
  • 以降、4年ごとの定期点検(有料)の実施案内の送付

 

シスピー専用アプリケーションを利用し、上記の項目ごとに顧客への対応状況をチェックすることで、各工程のサービス品質を高め、顧客満足度を向上させることを目的としているということです。FC店側は、シスピーの導入によって顧客対応の進捗状況を確認できることから、タイムリーできめ細やかなサービス提供が行えるとしています。 (さらに…)

太陽光発電は気になる、うちに設置したらどれくらい発電できるんだろう。でも近くに背の高いビルがあって影が差し込むことがある……。谷間や山の斜面に家があり、太陽の位置によっては屋根が陰になる……。

こんな悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。太陽光発電の発電シミュレーションにはさまざまあります。しかし設置地域や屋根の大きさ、方角などから試算するものが一般的で、周囲のビルや山によって差し込む影まで計算するシミュレータというのはあまり見かけません。しかし便利なサービスがありました。しかも利用は完全無料です。このサービスは、ソレナテックさんという個人が運営するサイトで利用可能です。

・ソーラー発電量予測・推定システム(ソレナテック)
http://www.solenatec.jp/

このサービスでは、Googleマップを利用して屋根の位置などを指定し、さらに地面からの高さとソーラーパネルの設置角度、設置するパネル出力などの情報を入力することで、簡単にシミュレーション結果(PDFファイル)が得られます。個人運営の無料サイトではありますが、算出の基にしているデータは、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託研究で日本気象協会が開発したMETPVと呼ばれる気象データベースや、国土地理院のメッシュ標高データなどで、本格的です。入力画面は次のような感じ。なお、上記のホームページから、使い方を丁寧に解説したビデオを見ることができます。

Googleマップを利用した「ソーラー発電量予測・推定システム」の入力画面

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日本の太陽光発電関連の業界団体である一般社団法人 太陽光発電協会(Japan Photovoltaic Energy Association:JPEA)が、平成21年度(2009年度)第4四半期(2010年1月~3月)、ならびに平成21年度通年(2009年4月~2010年3月)の太陽電池モジュールの出荷量の調査結果を発表しました。これは、調査対象22社にアンケートを行い、太陽電池モジュールの出荷量(国内市場向け出荷量と輸出量)を調査したものです。この22社には、シャープや京セラ、三洋電機といった主要国内メーカーのほか、輸入品を国内市場向けに販売しているサンテックパワージャパンなど、日本国内で太陽電池モジュールを製造・販売しているほとんどの企業が含まれています。ここでは、この調査結果から主に国内市場向けの出荷動向を見ていきます。 

2009年度第4四半期(2010年1月~3月)の国内市場の出荷動向

調査によれば、2009年度(平成21年度)第4四半期の国内市場向けの出荷量は212MW(21万2435kW)で、対前年同期比の約3倍と大幅に増加したことがわかりました。このうち住宅用が170MW(16万9980kW)と、出荷構成比で80.0%を占めており、対前年同期比も約3倍でした。いうまでもなく、急伸の背景には、2009年度に国からの補助金が復活したこと、2009年11月からは売電価格が2倍になったことが挙げられます。 

2009年度第四半期 国内出荷の内訳

2009年度第四半期 国内出荷の内訳

 

四半期単位の住宅向け国内出荷量を過去からグラフにしてみると、2009年度がどれだけ急増したのかよくわかります。

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